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2010年07月15日

はじめての・・・

この歳になって、それも頻繁に旅しているのに
ようやくというか、はじめてUKへ行く機会を得ました
それも3週間とちょっとという、仕事と夏休みを兼ねた長めのトリップ

夏のUKはいいですね、日が長くて、イベント盛りだくさんで

まるで乳に群がる子犬のように、短い夏の一滴一滴を絞り取るように
精いっぱいエンジョイしている英国人の姿が微笑ましかった

出発直前にふと夏至のことを思い出しストーンヘンジを調べてみたら・・・
ありましたありました、お約束的なヒッピー祭りが
そういえばずいぶん昔、誰かに聞いたことがあったかも
「あそこで年に1日だけギャザリングがあるらしい」って

それにしてもまあ、いい歳した大人たちが満面の笑みでわさわさ集まってくること
草原を埋め尽くすクルマの渋滞の列に夕日が差し、空がじわじわと色を失う
あたかも映画で観た「ウッドストック」を勝手にほうふつとさせさせてまいました

ふだんは柵がされていて、例のストーンサークルには近づけないらしいのですが
この日はスーパー無礼講(誰に対して?)、群衆は次々と石によじ登りはしゃいだり
ガンガン踊っても石にキスマークをつけてもお咎めはなし
エレクトロミュージックは一切なしですが、太鼓隊やコスプレ隊(古代ローマ人とか)が
あちこちから駆けつけて会場を渾沌とさせてくれます
石の上に登った時、ふと隣り合わせになった中年女性と目が合いました
彼女は吹き出しそうなるのをこらえながらこちらに話しかけてきました
「ぷぷ・・・ねえ、この光景って・・・クレイジーだと思わない? ぶぷぷ」

そりゃ、とても有名な世界遺産の上で、5000年以上前から積み上げられてきた巨石の上で
踊っても騒いでもOKなんですから、これほどクレイジーな発想はないでしょう
ただ当然UK内、特に地元ではこうした催しに否定的な意見も少なくありません
実際に無造作に捨てられたゴミは見るに堪えなかったですし

まあ日本だったら大問題でしょう、主催者はきっと殺人犯のように非難され、
管理する行政団体は即刻責任を追及され更迭され、国会では「日本の恥」とかなんとかで
またもや首相が追及を受け、まるで無意味な内閣支持率がアップダウンを繰り返し・・・

UKは市民が楽しめるような様々な仕組みが構築されているように感じました
それはロンドン在住の友人も似たようなことを言っていました
どのようにしたらみんなが気持ちよく暮らせるかかを政治家も考えている、と
民衆のガス抜きをタイミング良く行い不満を解消させ、統治しやす世間へと誘導する
これは施政者側の若干高度な思惑も含まれているはずです

でも楽しければ楽しいほどいいに越したことはないですね、せっかく生きているわけですし

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投稿者 numa : 2010年07月15日 12:12

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